デル独自の「ダイレクト・モデル」は、PCメーカーであるデルが販売代理店などを介することなく、世界中のユーザーと直接的な関係を築くことを基本思想とするものだ。そのつながりのもと製品の品質・性能・価格・納期・サービスなどあらゆる面で、常に最高のバリュー(価値)を提供することを目指す。1984年の創業時から30年以上の歳月をかけてデルがユーザーと重ねてきた直接的なやりとりは、実に20億回に及ぶ。その中からデルが追求してきた法人向けノートPCに対する“こだわり”の数々を、デル株式会社の田中源太郎氏が語る。

Q:ノートPCを持ち歩いて使用する際に最も気になるのがセキュリティですが、デルのノートPCはどんな配慮を行っていますか?

 デルの法人向けノートPCは、紛失や盗難時に安全なデータ保護を実現するセキュリティスイート製品「デル データプロテクション(DDP : Dell Data Protection)」を標準搭載することが可能です。その機能のひとつである「デル データプロテクション エンクリプション(DDP Encryption)」は、PC内部に保存されたデータを暗号化して漏えいを防止します。さらに、ハードウェア・アクセラレーターとの組み合わせで、「FIPS 140-2, レベル3認定」(Windows 7のみ対応)を達成しています。一般的なノートPCではレベル2まで。レベル3は米国防総省の調達基準を満たすもので、ここまで高水準のセキュリティ要件を満たしたノートPCの提供に踏み切ったのは、デルが最初です(※デル調べ)。

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