受信時のリスクのみならず、誤送信による情報漏洩などコンプライアンス保護の観点からもメールセキュリティの強化が必須になっている。小・中規模の企業向けに、最新のメール暗号化やなりすまし防止などの機能を備えた、導入・運用が容易なオールインワンのソリューションを紹介する。

丸紅情報システムズでは、アンチスパム製品のリプレースキャンペーンを実施中。アンチスパム専用装置/ソフトウエアを利用している企業に対し、SonicWALL Email Security アプライアンスを69万9000円(消費税別)~のキャンペーン価格で提供。

保守・サポート切れを迎えるメールセキュリティ製品

佐野 隆佳 氏
丸紅情報システムズ
プラットフォームソリューション事業本部
インフラソリューション技術部
技術一課 担当課長
佐野 隆佳 氏
Swarup Selvaraman 氏
Dell SonicWALL
Product Line Manager
Swarup Selvaraman 氏

 スパムメール対策やウイルス対策などメールセキュリティを導入していない企業はまずないだろう。だが、複雑化、巧妙化する攻撃者の手口に対し、十分な対策を講じていると胸を張れる企業はどれだけあるだろうか。かつてスパムメールが急増した2005~2007年頃にメールセキュリティ製品を導入し、現在、保守・サポート切れを目前に控え、より機能が充実した最新製品へのリプレースを検討している企業も少なくない。

 リプレースや新規導入を検討する企業に留意してほしいのは、メールの利用に関わる脅威のレベルが以前とは様変わりしていることだ。変化する脅威への対策に加え、メールセキュリティの管理も課題になる。「正規のメールがスパムと判定される、スパムがすり抜けるといった社内ユーザーから問い合わせがIT部門に寄せられることも少なくありません」と話すのは、メールセキュリティ事情に詳しい丸紅情報システムズの佐野隆佳氏だ。IT担当者は誤検知で隔離されたメールを探し出すなど管理の負荷が高くなっているという。

 重要な情報がメールでやり取りされる今日、送信元の取引先などに「メールがなくなりました。再送してください」では済まず、ビジネスの信用問題にもなりかねない。それでは、スパムメールの誤検知や機器障害によるメールの消失などの課題に対し、IT部門はどう対応していけばいいのだろうか。

 スパムメールの誤検知を少なくするには、チューニングが必要との考え方もある。だが、「一般的にチューニングしても、誤検知がわずかに改善されるだけで、IT担当者の負担は大きくなるばかりです」(佐野氏)。

 そこで、丸紅情報システムズが目を付けたのが、デル・ソニックウォールのメールセキュリティ製品「SonicWALL Email Security」だ。チューニング不要や、複数ベンダーのウイルス対策エンジンを組み合わせた多層的防御など、他社の製品と一線を画し、セキュリティの強化と運用管理を効率化する様々な特長を備えている。小・中規模企業で活用する際に十分な機能を備え、コストパフォーマンスにも優れている。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。