クラウド併用型の新傾向ストレージが登場

高瀬 洋歩 氏
日本マイクロソフト株式会社
アジア インキュベーションセールス
StorSimpleソリューションスペシャリスト
高瀬 洋歩 氏

 本格的なクラウド時代を迎えた今、業務に欠かせない重要データの保管にクラウドを活用しようとする動きが盛んになっている。外部のデータセンターを複製先または2次保管先に利用する形態はこれまでにもあったが、クラウドとして提供されるストレージサービスなら大容量・柔軟性・即応性を低コストで実現することができるからだ。

 このような動きを反映して、ストレージ側にもクラウド対応をうたう製品が現れた。その典型となるのが、Microsoftのパブリッククラウド「Microsoft Azure」と連携できるiSCSIストレージ「Microsoft Azure StorSimple」。その特長について日本マイクロソフトの高瀬洋歩氏は「サーバールームや自社データセンター内のStorSimpleがMicrosoft Azureとの間でデータを自動的にやり取りしてくれますから、高度で柔軟なストレージ運用を手軽に実現できます」と説明する。

 この特長を生かす使い方は、いろいろと考えられる。

 ユーザーにとってもっとも始めやすいのは、クラウド側の領域をオーバーフロー時の予備領域として使う方法。Microsoft Azureのストレージはいつでもすぐに購入できるので、突然のデータ増への対処も容易だ。

 また、クラウドを業務データのバックアップ用に使う方法もお勧めだ。このやり方を拡張すれば、大規模災害に備える事業継続/災害復旧(BC/DR)ソリューションとしての利用も可能となる。さらに、監査ログの大量・長期保存に活用すれば、コンプライアンス体制の確立にも役立つ。

 このようなStorSimpleの魅力をより多くの企業・団体に知ってもらおうと、日本マイクロソフトは6月30日まで期間限定の特別プログラムを展開している。

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