ケイデンス Palladium Z1 Emulator向けにVirtualBridge Adapterを発表、

ソフトウェアの立ち上げ期間を最大で3か月短縮

VirtualBridge Adapterにより、Palladium Z1 Enterprise Emulation Platformの

新たな仮想エミュレーションの使用モデルに対応し、デバッグ効率を向上

 

 ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、5月31日(米国現地時間)、シリコン前検証におけるソフトウェアの立ち上げをRTLシミュレーションと比べて加速する、新たな仮想エミュレーションテクノロジーVirtualBridge(TM) Adapterのリリースを発表しました。

 VirtualBridge Adapterにより、ソフトウェア設計者は、ケイデンスPalladium(R) Z1 Enterprise Emulation Platformを使用したシリコン前検証作業を最大で3か月早く開始することが可能となり、従来のインサーキットエミュレーションによる検証メソドロジを補完することができます。新しいVirtualBridge Adapterの詳細な情報については、http://www.cadence.com/go/virtualbridgeをご参照ください。

 VirtualBridge Adapterは、Palladium Z1 platformのソフトウェアにアドオンして利用することが可能です。また、VirtualBridge Adapterがお客様のエミュレーション検証メソドロジを拡充し、開発チームはハードウェアエミュレータを最大限に活用することが可能となります。設計者はコンピューター上で周辺機器とインターフェイスすることが可能となり、物理的な制約なしでジョブを柔軟に実行することができます。さらに、反復デバッグおよびエラーインジェクションに対応するバーチャルデバッグ機能によりフィジカルデバッグを強化することで、デバッグ効率を向上させることが可能です。インサーキットエミュレーションおよびバーチャルエミュレーションにバランスよく検証タスクを分散させ、Palladium Hybridなど他のケイデンスツールと統合された環境を活用することにより、設計チームはハードウェアを最大限に活用し、ソフトウェアの立ち上げ期間全体を短縮することが可能となります。

■ケイデンス・コメント

 Anirudh Devgan(Executive vice president and general manager of the Digital & Signoff Group and the System & Verification Group):

 「バーチャルエミュレーションはソフトウェア・ドリブンのハードウェア検証およびシステムバリデーションにおいて重要な機能です。高品質な製品を迅速に投入しなければならないというプレッシャーの中、ケイデンスのPalladium Z1エミュレーターとともにVirtualBridge Adapterを使用することにより、お客様はさらに開発サイクルを短縮することができます。」

 VirtualBridge Adapterはケイデンスの検証製品群Cadence Verification Suiteをさらに革新し、System Design Enablement戦略をサポートします。システム企業および半導体企業は、他社を差別化できる完成度の高い最終製品をさらに効率よく開発することが可能になります。ケイデンスのVerification Suiteは、クラス最高レベルのコアエンジン、検証ファブリックおよびソリューションによって構成されており、設計の品質とスループットを向上し、多岐にわたるアプリケーションや関連分野における検証の要求を満たします。

■NVIDIA社コメント

 Narendra Konda氏(Director of hardware engineering):

 「ケイデンスのVirtualBridge Adapterを使用することによって、我々は複雑なマルチGPUコンフィギュレーションを容易に実装することができました。VirtualBridge AdapterはPalladium Z1 platformのインサーキットエミュレーションのテスト機能を補完してくれたことで、我々はアプリケーションやドライバーソフトウェアを開発サイクルの早い段階で検証することが可能となりました。」