【趣旨】
クラウドは既に企業経営にとって欠かせない基盤として普及しており、大きな経済効果が期待されていますが、日本経済の持続的な成長の礎となる中小企業では、適切なクラウドサービスを選定する能力を持つ人材がまだまだ不足しており、効果的なクラウド活用の普及が進んでいないのが現状です。
本認定プログラムでは、クラウドを活用したIT 経営の促進を目的とし、クラウドサービスに精通した専門家が経営者に代わって、中小企業のビジネス活用の要件を満たしているかについて点検し、安全にかつ安心して継続的に利用可能なクラウドサービスであることを認定するプログラムを実施いたします。
本プログラムによって、クラウドサービスベンダーにおいては、本プログラムで提供される「サービス認定ガイドライン」にもとづき、サービスの質の向上を図るとともに、中小企業ユーザーへの効果的な普及啓蒙、認知度の大幅な向上が期待されます。

【応募方法】
本推進機構のサイトにて、関連資料、申請書を入手できます。申請書様式に必要事項を記載の上、事務局が別途指定する方法にて申請願います。
お問合せ、nt-uketsuke@smb-cloud.org

{審査基準およびサービス認定ガイドライン}
中小企業が安全・安心して持続的にビジネスで活用できるクラウドサービスの最低限必要な要件を整理してガイドラインとして公開致します。
審査に際しては、次の7つの視点から、サービスを評価いたします。

(1)経営の視点
(2)運用の視点
(3)SLAの視点
(4)技術の視点
(5)取引条件の整備状況
(6)サービス体制
(7)その他、経営基盤、人材、実績など

【審査方法】

応募のあったクラウドサービスに対して、「サービス認定ガイドライン」にもとづき専門家(公開)により公正・中立、客観的に審査致します。
なお、今年度の審査予定は、下記の通りです。
・応募期間:2015年10月1日~10月30日
・審査発表:11月末、メールにて連絡します。(次回は、2016年9月ころをめどに実施する予定です)

【審査チーム】

審査を担当する審査員と、審査員の求めに応じて技術的、ビジネス的な視点から意見を述べるアドバイザーによって構成されます。

(審査員)
高島 利尚(TMI主宰、中小企業診断士・ITコーディネータ)
岡田 浩一(明治大学経営学部教授)
竹下 康平(一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)理事)
堀本 禎(ITマネジメント・サポート協同組合監事)
宮野 浩一(株式会社デジタルスフィア代表取締役社長)
大橋 知子(ボランチ21代表)

(審査アドバイザー)
中村 龍太(株式会社ダンクソフト 経営チーム デジタルビジネスプロデューサー)
坂本 恒之(株式会社スマイルワークス代表取締役)

【認定に係る費用】

(a)審査料金
・一般:50,000円(会員:40,000円)/サービス/回

(b)認定料金
・一般:30,000円(会員:24,000円)/サービス/回

(c)更新料金
・一般価格:20,000円(会員価格:16,000円)/サービス/年

【認定サービスの公表、広報】

・一般社団法人クラウドサービス推進機構のホームページに掲載
・認定証の交付、認定ロゴの授与
・メール配信による公表
・協力メディアへの発表
・各種セミナー/イベントでの広報

【クラウドサービス認定による期待効果】

(1)認知度の向上
クラウドサービスの専門家による公正・中立な審査を経て認定されたサービスは、強力なパブリシティとして高い認知効果が期待されます。また、本推進機構による様々な活動の場を通じて、費用対効果の高い広報活動、さらに、クラウドサービス推進機構の支援機関及び団体への訴求効果が期待できます。

(2)受注の増大
中小企業が安心してクラウドサービスを選定できるようになるため、生産性の高い販売活動を支援し、採用確率の向上、受注増大が期待できます。

(3)サービス品質の向上
サービス認定ガイドラインに準拠してクラウドサービスを改善することにより、クラウドサービスの一層の品質向上が期待できます。また、本推進機構の活動への参加を通じて中小企業者からの検討時、導入時における生の声を聞くことができ、さらなる品質向上の機会が期待されます。

【支援機関】

・日本商工会議所*
・全国商工会連合会*
・全国中小企業団体中央会
・独立行政法人中小企業基盤整備機構・関東本部
・独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
・一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
・特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
・一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)
・日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
・一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
・経営情報学会中小企業IT経営研究部会

【主催】
一般社団法人 クラウドサービス推進機構(CSPA)
http://www.smb-cloud.org/

【問合せ先】
当事業及び当リリース内容に関しては、以下にお問合せ願います。
info@smb-cloud.org

【協力】
株式会社ノークリサーチ

【主催者について】
一般社団法人クラウドサービス推進機構
http://www.smb-cloud.org/

■設立趣旨及び活動方針
クラウドアプリケーションサービスのビジネス活用を推進するとともに、日本経済の持続的な成長の礎となる中小規模事業者の経営改善/改革の促進を目指します。またその実施に係る関連組織・団体などと、幅広く緊密な連携を図り、顧客志向の実践的な活動を積極的に実施して参ります。そのため、情報配信、研修、ワークショップ、会誌発行、サービス品質認定などの事業を計画しております。

■設立日: 設立2013年8月6日

■理事

・松島桂樹(クラウドサービス推進機構理事長) :理事長
・高島利尚(中小企業診断士/ITコーディネータ):副理事長
・岡田浩一(明治大学経営学部教授) :理事
・歌代豊(明治大学経営学部教授) :理事
・大串葉子(新潟大学経済学部准教授) :理事
・坂本恒之(株式会社スマイルワークス 代表取締役社長):理事

■連携

・「中小企業IT経営力大賞」を支援してきた諸団体/実務専門家/研究者
・中小企業のIT経営を推進されてきた「ITコーディネータ協会」および支援団体
・経済産業省が主導した「J-SaaS」及び「SPCS(中小企業支援SaaS利用促進コンソーシアム)」
・クラウド基盤ベンダー(通信キャリア、基盤ソフトベンダーなど)及び関連団体
・クラウドアプリケーションベンダー(SaaS事業者、Webアプリケーションベンダーなど)及び関連団体
・中小企業関連メディア、調査企業

■設立賛同者(設立時役職記載)

・播磨 崇(特定非営利活動法人ITコーディネータ協会会長)
・三浦宏一(一般社団法人世界貿易センター東京 理事長/一般社団法人先端技術産業戦略推進機構 理事長)
・渡部 寿彦(独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部長)
・松橋 卓司(株式会社メトロール 代表取締役社長)
・一般社団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
・一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)
・クラウドビジネスアライアンス(CBA)

■活動支援機関及び団体

経済産業省、中小企業庁、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、独立行政法人中小企業基盤整備機構、日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会

■主な活動内容

第2期(H26/7/1~H27/6/30)

事業活動
・中小企業IT経営力大賞倶楽部設立(H26/7/22)
・クラウドサービス認定事業公募開始
・機関誌「IT経営ジャーナル」第2号発刊準備

セミナーなどの開催
・中小企業IT経営力大賞倶楽部設立記念セミナー(H26/7/22)
・浜名湖フォーラム(H26/9/5~7)
・中小企業IT経営力大賞倶楽部事例セミナー(H26/10/17)
・経営情報学会秋大会(H26/10/26)
・「地域支援プロジェクト~創生する未来~」(H26/12/5)
・松山大会(H27/3/13~14)

研究会活動
・中小企業IT経営研究部会(経営情報学会)
・人材育成研究会
・ものづくりクラウド研究会
・ウエアラブル研究会
・eBooks2.0時代のビジネスモデル研究会