かつてのカセットテープ、ビデオテープに代表される、フィルムに磁性体を塗布した記憶媒体。オーディオやビジュアル機器の世界ではほぼ廃れてしまったが、近年データバックアップのメディアとして復権。HDDに比べて長寿命、災害時にも電気的な二次被害を受けにくいなどの理由から米Googleなどが積極的に採用。こうした風潮を受け、富士フイルムやソニーが100テラバイトを超す磁気テープの開発を進めている。