IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子学会)が策定する無線LAN規格。IEEE 802.11nの後継にあたり、第5世代目となる。2014年1月に策定された。5GHz帯を利用し、周波数帯域は従来の40MHzから80MHzや160MHzに、変調方式は最大64QAMから256QAMにまで対応したほか、MIMO方式もIEEE 802.11nのアンテナ数4本から8本に拡張された。通信速度は最大6.93Gbps(理論値)を実現し、IEEE 802.11nよりも11.5倍高速な通信が行える。