サイバー攻撃の一種で、情報処理推進機構(IPA)は「脆弱性を悪用し、複数の既存攻撃を組み合わせ、ソーシャルエンジニアリングにより特定企業や個人を狙い、対応が難しく執拗な攻撃」と定義している。明確な規定はないが、通常の標的型攻撃とは区別されている。ターゲットを定めて持続的に行われるうえ、先進的で高度な技術を駆使するという特徴があり、攻撃は数カ月から数年にわたって持続する。2010年春頃から注目され始めた。