パソコンが搭載する外付け機器用のインタフェースとしては、USB Type-Cの普及が進んでいる。今回はUSB Type-Cを含む、USBとその関連規格について見ていく。

普及が進むType-Cだが種類はさまざま

 最近、USBの新しいコネクタ/ケーブル仕様「USB Type-C」を搭載するPCが増えている。搭載PCは今後さらに増えていくと思われる。

 ただし、USBのベース仕様(USB 3.1/USB 2.0)とコネクタおよびケーブルの仕様は独立したものであり、USBにはベース仕様以外の様々な拡張仕様がある。そのため同じType-Cでも、搭載する機器によって機能が異なる点に注意したい。

 確認すべき点は、まずベース仕様(速度)がどれであるか。そして充電、給電、ディスプレイ出力が可能かどうかである。なおベース仕様に関しては新たにUSB 3.2が登場しているが、ここではUSB 3.1までを前提に話を進め、そのあとUSB 3.2について触れることにする。

普及が進んでいるUSB Type-Cポート。横8.34×縦2.56mmと小さく、上下の向きがないリバーシブル仕様であることが特徴だ
普及が進んでいるUSB Type-Cポート。横8.34×縦2.56mmと小さく、上下の向きがないリバーシブル仕様であることが特徴だ
(撮影:鈴木 雅暢)
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従来のType-Aポートも引き続き、ほとんどのPCに搭載されている
従来のType-Aポートも引き続き、ほとんどのPCに搭載されている
(撮影:鈴木 雅暢)
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