うっかりミス撲滅大作戦

6700人の「うっかりミス」蓄積と指差し声出し確認で激減

2017/11/17 西村 崇=日経コンピュータ

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 数字やデータの入力ミスや入力忘れ、打ち間違いといったPCを使った作業での「うっかりミス」。その撲滅に乗り出す企業が現れた。企業からコールセンター業務や、事務処理業務などを請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)ベンダー、TMJだ。同社は2006年以降、現場で起こるうっかりミスを撲滅して業務品質を高めることを狙い、製造業で広く取り入れられているQC(品質管理)サークル活動をコールセンターに持ち込んだ。「小さな改善活動」と名付け、うっかりミスの撲滅を進めている。

 発表の場も用意する。2006年はじめから2017年3月までに、小さな改善活動の成果を披露する全社大会を16回開催。発表された成果は1500件に上り、延べ6700人が参加する大イベントになっている。成果の具体的な内容は専用システムで一元管理し、全社で共有している。

うっかりミスの“あるある”を共有

 うっかりミスの共有に特化したシステムが「あるあるZ」だ。「うっかりミスが起こった部署の担当者が、対策を講じる参考にできるコンテンツをまとめてある」と、あるあるZを運用するTMJ事業基盤本部業務設計・開発支援部改善推進室の野上真裕室長は話す。

TMJが整備するうっかりミスの共有システム「あるあるZ」のトップ画面(左)と対策例一覧(右)
(出所:TMJ)
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出典:ITpro 2017年 9月 11日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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