会社のパソコンからファイルを持ち出してもバレない?
実験9
粕淵 卓、三宅 広剛=NTT西日本 ビジネス営業本部 クラウドソリューション部ソリューション担当セキュリティソリューション
出典:日経NETWORK 2017年9月号
pp.40-41
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
内部犯行による情報漏洩が後を絶たない。USBメモリーを使ってこっそりファイルを持ち出しても、その痕跡が残っていないと思っている従業員が多いのではないだろうか。本当に痕跡は残っていないのか、確かめてみた。
OS標準やフリーソフトを使用
実験9では、Windows 7が動くパソコンで顧客情報を含むファイル(優良顧客一覧.xlsx)をUSBメモリーにコピーしたとき、その痕跡がパソコンに残っていないかを調べた。解析には、有償で販売されているソフトは使わず、Windows標準のソフトやフリーソフトのみを使用した。簡単に痕跡を調べられるかどうかを確かめるためだ。
実験9の概要
USBメモリーを使って機密情報や個人情報を外部に持ち出される事例が後を絶たない。パソコンにUSBメモリーを挿し込んだり、ファイルをコピーしたりした場合、その痕跡は残るだろうか。調べてみた。
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