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 矢野経済研究所は農業とITを連携させて効率を上げる「スマート農業」を調査した。2016年度の国内市場規模は前年度比7.2%増の104億2000万円だった。2017年度は同15.6%増の120億5000万円に拡大する見通し。

 政府は2019年4月をめどに、IT企業や農機メーカーなどが農業データを連携できるようにする「農業データ連携基盤」を開始する。矢野経済研究所は現在の課題の多くが解決するとみて、2023年度の市場規模を2016年度比約3倍の333億3900万円と見込んでいる。