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 トレンドマイクロによれば、日本で同社製品を導入したPCのうち、2017年1~6月に「ランサム(身代金)ウエア」を検出したのは2万1600台だった。種別に内訳を見ると最も検出されたのは5月中旬に世界で攻撃が確認された「WannaCry(ワナクライ)」。6700台以上を検出した。2位は1~3月に検出が多かった「Locky(ロッキー)」。

 2016年から世界的にランサムウエアの新種が増加。同社は2017年4~6月に過去最大となる110種の新種を確認した。警戒を続ける必要がある。