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 富士キメラ総研によると、2016年度の人工知能(AI)の国内市場は2704億円だった。AIは企業経営に不可欠な技術としてSI事業で浸透していき、市場規模は2021年度に2016年度比4.1倍の1兆1030億円に拡大、2030年度に同7.5倍の2兆250億円に達する予測だ。

 業種別に見ると2016年度は金融業が占める割合が約3割と大きく、組立製造業、情報通信業と続いた。技術別では2030年度はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)市場が363億円に拡大しそうだ。