当たり前のIT基盤になったクラウド。どう活用してビジネスに生かしているのか。事例から学ぶ。
ケーススタディに学ぶ、クラウド活用最前線
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乗務員に8600台のiPad持たせるJR西日本、ダイヤ乱れの影響を即把握
西日本旅客鉄道(JR西日本)は2017年度に西日本エリアで運行する全車両の乗務員を対象に計8600台のiPadを導入する。iPadには、いずれも独自に開発した「列車運行情報一覧アプリ」や、新幹線乗務員向け「幹在接続時刻表アプリ」を搭載する。
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AWSやグーグルを使い分け、マルチクラウドで開発者の士気高める
富士ゼロックス
「まさかグーグルが2位に食い込むとは思わなかった」。富士ゼロックスソリューション・サービス開発本部 ソリューション開発部 クラウド統括の黒須義一氏は、社内アンケートの結果に目を見張った
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契約システムでBRMSを活用したチューリッヒ生命、チェック自動化で査定時間を半減
チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド日本支店(チューリッヒ生命)では現在、「契約管理システム」の刷新プロジェクトが大詰めを迎えている
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トップ主導で「手作りIoT」、カイゼンに生かし2億円節約
旭鉄工
「製造時間がいつもより3秒長い。何かあったのか」。経営トップが出張先から工場の担当者に電話で尋ねる。担当者が装置を確認したところ、通常は部品を作るのに39秒かかるところ、42秒になっている。すぐに対応し、事なきを得た。不具合に気づかずに製造を続けていたら、装置がストップしていたかもしれない──。
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中核システムをAWSクラウドに全面移行、鍵は内製化
レコチョク
「定額の聴き放題サービスやハイレゾリューション(ハイレゾ)配信など、音楽配信サービスの需要は急速に変化している。もはや既存のオンプレミス環境では対応できない」――。音楽配信の国内大手、レコチョクの松嶋陽太 事業システム推進部長はこう話す。