米マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」が好調だ。Azureの売上高は2017年1~3月期に前年同期比93%成長し、同社が間もなく発表する2017年6月期の通年決算でも好調さを維持する見通しだ。Azure好調の要因はどこにあるのか。またこれからAzureはどこに進もうとしているのか。Microsoftのレドモンド本社や、パートナーカンファレンス「Microsoft Inspire」などの取材に基づき、2017年現在のAzureの実力を検証する。
徹底解剖!Azure 2017
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マイクロソフトのAzure Stack、AI使えず拡張性にも難あり?
「Microsoft Azure」と同じ仕様のプライベートクラウドを実現できる「Azure Stack」がいよいよ出荷される。米Microsoftは2017年7月から同製品の受注を開始し、9月から出荷を開始する。MSが切り札として位置付けるAzure Stackは、パブリッククラウドをユーザー企業…
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Microsoftが進める「AI民主化」の中身
AI(人工知能)を民主化する――。米Microsoftのサティア・ナデラCEO(最高経営責任者)は頻繁にそう語る。専門家がいない一般企業でも最新のAIを活用できるよう、Microsoftが手助けするという意味だ。競合も多いAIクラウド市場でMicrosoftの強みは何なのか。米ワシントン州レドモン…
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MSナデラCEOが描く「クラウドとエッジを行き来する世界」とは?
「クラウドファースト、モバイルファースト」から「インテリジェントクラウド+インテリジェントエッジ」へ――。米Microsoftのサティア・ナデラCEO(最高経営責任者)が訴えるプログラム開発のパラダイムシフトは、「Microsoft Azure」の姿も変える。ナデラCEOが描くAzureの未来像を…
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Azure好調の理由は「割引しない」
米マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」が好調だ。2017年1~3月期の売上高成長率は前年同期比93%で、その伸び率は「Amazon Web Services(AWS)」を上回る。成長の原動力はマイクロソフトのパートナー施策だ。その姿勢は競合と好対照をなしている。