経営者に読ませる「B2Bマーケティング攻略ガイド」

デジタルマーケティング戦略策定の前にやっておくべき肝心なこと

2017/04/19 飯室 淳史=B2Bハッカー

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 2016年にGEヘルスケアを退職して、現在はビジネスファシリテーターとしてブログ(リンク先はプロフィール欄)を運営しながら、B2B企業の経営者をサポートさせていただいている飯室です。「b2bハック」でググっていただくとすぐに見つかります。これから日本ではまだあまり語られてこなかった経営者視点でのB2Bマーケティングの本質について、連載をしていきます。「経営者に読ませるB2Bマーケティング攻略ガイド」ではちょっと長ったらしいので、「経読ま(けいよま)」とか「経読まガイド」と呼ぶことにします。

 まず連載開始に当たって、本連載のビジョンを書いてみた。

 本連載のビジョンは、読者がB2Bマーケティングを導入し、実行し、結果を出せるチカラをつけることにある。このため読者本人には、情熱と強い達成意思、そして失敗から学ぶ勇気が求められる。

 本連載は、いたずらに手順や方法やノウハウを教えるマニュアルではない。B2Bマーケティング攻略のために必要な文化やビジョン、理念、考え方、価値観、マインドセット、行動様式、組織、人材、動機付け、変革力、イノベーション力、育成力、具体的な戦略立案力、実行力、そして勇気とリーダーシップをあなたとあなたの会社にインストールするが、求める答えは自分で探してもらうことになる。

 筆者は「あなたを育てること」をコミットしよう。でもその道のりは決して容易ではないことを覚悟してほしい。おそらく最後までやり切れる人は、10人に一人、いや20人に一人か、もっと少ないかもしれない。

この連載を貫く大きなテーマは何か?

 もはや「B2Bマーケティングの重要性」を問う段階ではない――。筆者はそう考えている。にもかかわらず、「なぜ今、B2Bマーケティングが必要なのか?」という記事が雑誌やWebポータルで踊っている。

 こうしたテーマに興味があるなら、ググれば(Googleで検索すれば)いくらでも見つかる。どれも違うようなことを言っているように見せかけて、大体同じことしか言っていない。そんなことをいくら誌面で説いたところで、実際に読者がマーケティングを導入し、実行して、結果を出せない限りは机上の空論でしかなく、全く意味がない。

 今は学ぶ段階でも、議論する段階でもなく、「行動する」段階なのだ。しかしいまだに具体的で現実的なB2Bマーケティングの指南書もセミナーもトレーニングも存在しない。まともなB2Bコンサルタントもほとんどと言っていいほどいない。B2Cで学んだ理屈をB2Bへ持ち込もうとしてうまくいかない事例を持ち出すベンダーやコンサルタントが枚挙にいとまがないほどに存在するので、騙されないようにしてもらいたい。

 理屈はもういい、どうすればいいのかと悩むあなたに、『B2Bマーケティング攻略ガイド』をお届けする。

 筆者はB2B企業での営業とマーケティング、そして経営者として32年の経験がある。この間に得た人生観や世界観である経営哲学、そして数多くの失敗から学んだ普遍的な黄金律をベースにしている。そのすべてをここで伝えよう。

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