コラボレーション

グダグダ会議撲滅法

圧縮して働く!?リクルートのグダグダ会議撲滅術

2017/04/03

小林 暢子=日経情報ストラテジー

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 2016年12月の中旬のとある日。午前11時にリクルートホールディングス(HD)の会議室に数人の女性社員が集まってきた。

 彼女たちは「ZIP WORKER(ジップ・ワーカー)」と呼ばれる時間限定勤務で働く社員。リクルートHDは「限られた時間でも専門的な知識やスキルを活かす働き方」を社会に提案するため、2016年9月に自らZIP WORKERを募集。広報や人事、統計解析などのスキルを持つ人材を採用した。彼女たちが、今後のZIP WORKキャンペーンの企画を練るため集まったのがこのミーティングだ。

 短時間勤務のメンバーが集まる会議とあって、時間は30分と限られている。会議を仕切るiction(イクション)!プロジェクト事務局の二葉美智子事務局長は、会議の開始前にホワイトボードに会議の議題と時間配分をアジェンダとして書き出した。データ分析の結果を共有する「報告」フェーズと、それを基に次のアクションプランを決める「決定」フェーズに明確に分けている。

 二葉事務局長がこうした会議準備を欠かさず行うようになったのは、同年2月に、中尾隆一郎企画統括室室長が異動してきてから。「2人の短い打ち合わせでも最初に『この打ち合わせのゴールイメージを作ろう』と言われる。会議についてこんなに細かく指導されたのは初めて」と二葉事務局長は苦笑する。

 「ゴールイメージ」「アジェンダ」「(報告、発散、決定などの)会議の種類」を最初に決める中尾室長の会議スタイルを取り入れてから会議の効率はアップ。ZIP WORKERに不可欠の会議スタイルとなっている。

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出典:日経情報ストラテジー 2017年3月号 pp.28-29
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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