Windows 10の新たなメジャーアップデート「Creators Update」が近付いてきた。Creators Updateは、開発コードネームを「Red Stone 2」といい、2016年8月のAnniversary Update(Red Stone 1)に続くアップデートだ。本特集では、Creators UpdateをRS2と略す。また、Windows 10 Mobileと明確に区別する必要がある場合、PC用のバージョンをWindows 10 Desktopと表記する。

 RS2は、RS1から半年程度でリリースされる予定だが、改良部分は小さくない。比較的大きな追加機能としては、3Dオブジェクトを扱う機能、ヘッドマウントディスプレーで「複合現実(Mixed Reality)」などを扱う機能がある。

RS2は、3Dオブジェクトを扱う機能を搭載した。「Office」なども3Dオブジェクトを扱う機能を搭載するという。写真は、開発中のPowerPointで3Dオブジェクトを操作している様子
(出所:マイクロソフトのデモンストレーションビデオ、https://www.youtube.com/watch?v=Itc5ihHDAnY)
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マイクロソフトの「複合現実」を使って現実の中でコンピュータの作る3Dオブジェクトを扱えるようになるという
(出所:マイクロソフトのデモンストレーションビデオ、https://www.youtube.com/watch?v=Itc5ihHDAnY)
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 このあたりを特徴として「クリエーター」向けとしているのだと考えられる。もっとも、アップデートの名前は多分に販売施策上のもので、技術的な意味合いは大きくないとみられる。

 ユーザーインタフェース関係では、コントロールパネルから「設定」へ設定項目を移行した点が目立つ。今回の変更では、コントロールパネルから「ディスプレイ」や「個人設定」のアイコンが無くなり、設定側で変更するようになった。設定に「アプリ」、「ゲーム」の項目が追加され、トップページに並ぶアイコンが11個となった。

RS2では、「設定」に新たに「アプリ」と「ゲーム」のアイコンが追加された。
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 Windowsは、8.0からタッチ操作を想定した設定画面(Windows 8のときにはPC設定とも呼ばれた)にコントロールパネルの項目(プロパティ)を移行させてきた。実際には、従来と同じダイアログボックスが表示される項目もあるが、日常的に利用する項目の多くは設定で変更できるようになっている。ただし、コントロールパネルには、サードパーティアプリケーションなどの設定機能を収納する役目もある。完全に廃止されることはないだろう。

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