ネットワーク図鑑

企業システムの中核部分サーバーエリア

2017/03/21 坂田 玲子=ネットワンシステムズ

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[サーバーエリア]企業システムの中核部分

 3番めに紹介するのがサーバーエリアだ(図5)。このエリアにはサーバー群を集中して設置する。企業における重要なデータや情報システム、基幹システムなどが動く、システムの「本丸」だ。

図5●サーバーエリア
サーバーエリアは、社内で利用する各種サーバーが置かれた場所だ。各サーバーはデータを共有ストレージに格納する。サーバーは通常複数台あるので、ここでも接続用のスイッチが登場する。
[画像のクリックで拡大表示]

 実際には、ビル内のサーバールームやデータセンターに設置されることが多い。このエリアのネットワークはトラフィック量が多く、帯域を太くしたり、通信負荷を振り分けたりして、特定のサーバーやネットワーク機器にアクセスやトラフィックが集中しない工夫をする。

サービスを提供するからサーバー

 サーバーは、他のコンピュータに対して、自身の持っている機能やサービス、データなどを提供する。情報システムや基幹システムを稼働させるサーバーとして、Webサーバーやアプリケーションサーバー、データベースサーバーがある。1台の物理サーバーで複数のサーバー機能を兼ねる場合がある。

 ユーザーが利用するサーバーを列挙してみよう。データを共有するファイルサーバー、IPアドレスとドメイン名を関連づけるDNSサーバー、端末にIPアドレスなどを割り当てるDHCPサーバー、時刻を設定するNTPサーバー、メールサーバーなどだ。

 これ以外にシステム管理用のサーバーもある。管理プロトコルで機器の動作状態を確認するSNMPサーバーや、機器のエラー情報などを保存しておくSyslogサーバーなどである。

▼IP
Internet Protocolの略。
▼DNS
Domain Name Systemの略。
▼DHCP
Dynamic Host Configuration Protocolの略。
▼NTP
Network Time Protocolの略。

共有ストレージで効率化

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出典:ITpro2016年12月21日、日経NETWORK 2015年3月号pp.25-27
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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