2016年10月、米アップルが「Apple Pay」のサービスを日本で開始した。それから2カ月、Apple Payによる支払いは当たり前の光景になりつつある。

 Apple Pay上陸を機に、日本の決済サービスは一気に多様化した。米グーグルのAndroid Pay、中国のALIPAYのほか、国内事業者の新決済サービスも普及し始めた。

 東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向け、日本の決済システムはどう変わっていくのか。最新動向を解説する。