日経NETWORKでは2014年から毎春、企業ネットワークに携わる人を対象にアンケートを実施している。本特集は、2016年春に実施した調査の結果から、企業ネットワークではどのベンダーの機器がよく使われているかをジャンル別に見ていく。
一番人気のネット機器とWANサービス
500人の調査で判明
目次
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IP-VPNの半数はNTT東を利用、インターネットVPNの7割は自前で構築
Part4 WANサービス
今回の調査では、拠点間通信に使われるWANについても調べた。拠点間通信に使うネットワークの種類とそれぞれでどんなサービスを使っているか、または自前で構築しているかを尋ねた。
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4割がバッファローのAPを使用、コントローラーの過半数はシスコ
Part3 無線LAN
以前は、ノートパソコンやタブレット端末を社内外で使う一部の従業員向けや、会議室、打ち合わせスペースなどで臨時に使われることが多かった無線LAN。最近では、業務用パソコンをすべてノート型に切り替えて、有線LANを廃止・縮小する企業が増えている。
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3割はヤマハルーターを使用、UTMのトップはフォーティネット
Part2 ルーター
ルーターは「ルーター/ブロードバンドルーター」と「UTM▼/ファイアウオール」の2ジャンルに分けた。Webサーバーの防御に使う「Webゲートウエイ」や標的型対策で注目される「サンドボックス型製品」の使用状況も調べた。
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アライドとバッファローの使用率4割 上流スイッチではシスコがトップ
Part1 スイッチ
Part1では企業ネットワークに欠かせないスイッチを取り上げる。スイッチは、まず「レイヤー2スイッチ」と「レイヤー3スイッチ」に分け、さらにL2スイッチを用途別に「アクセススイッチ」と「フロアスイッチ」に分けた計3区分で調査した。