スタッフブリッジ●売り場ノウハウも励ましも共有

 アパレル向け人材派遣や店舗運営受託で成長するスタッフブリッジはオフィス勤務の社員に加え、店舗で販売業務に携わる契約社員やアルバイト、パート従業員を対象にチャットを導入した(図8)。採用したのはL is Bの「direct」で、個人のスマホにアプリをダウンロードして利用してもらうBYODでの利用になる。

図8●スタッフブリッジは販売職の陳列ノウハウを写真で共有
アパレル向け人材派遣を手掛けるスタッフブリッジでは、販売職が洋服などの商品ディスプレイをスマホで撮影しチャットアプリで投稿。優れた商品ディスプレイを多数のスタッフで共有している。L is Bの「direct」を採用。
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 導入対象者はオフィス勤務100人と営業職90人、店舗スタッフ300人の合計490人。メールアドレスを持つオフィス勤務者も含めて、「社内連絡はほぼチャットに移行した」と導入を担当した北村哲司常務取締役は話す。特に店舗スタッフと連絡を取る手段はスマホでも利用しやすいチャットにほぼ限られる。

 同社には店舗スタッフならでは活用例がある。売り場の商品陳列などのノウハウの共有だ。経験の豊富な店舗スタッフが洋服など季節商品のディスプレイを作り、写真で投稿する。優れた商品ディスプレイを他の店舗で取り入れる。

 メールとは違った、スタンプなどに感情や気持ちを込めた投稿がしやすいことも社内コミュニケーションを活性化しているという。「目標達成おめでとう」「ありがとう」──。仕事の成果などには拍手のスタンプや感激を表現するスタンプが入り交じり、自然とスタッフのやる気につながっている。

 チャットは売り場のノウハウだけでなく成果に対する拍手や感謝、励ましなど、感情を共有するツールにもなっている。

▼BYOD
Bring Your Own Devices。私用端末の業務利用のこと。

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