それでは、まずWebサーバーを作ってインターネットに公開するところから始めよう。

図2-1●公開Webサーバーを設置する手順
図2-1●公開Webサーバーを設置する手順
公開できるWebサーバーを構築する作業 は、大きく4つのステップに分かれている。
[画像のクリックで拡大表示]

 クラウドサービスでWebサーバーを設置する手順は大きく4ステップになる(図2-1)。仮想サーバーを設置し、その仮想サーバーにアクセスしてWebサーバーソフトを動作させる。最後にインターネットからのアクセスを許可する。

 実際のところ、AWSとAzureのいずれにも、最初からWebサーバーを公開するための設定が用意されている。このような手間をかけなくていい。ただし、いろいろなサービスが自動的に組み入れられるため、何をしているのかをきちんと把握するのが難しい。そこで今回は、理解を深めるために個別の仮想サーバーや仮想ネットワークを作成するようにした。

▼設定
例えばAWSなら「Elatic Beanstalk」、Azureなら「Web App」。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。