2015年から2016年にかけて、米マイクロソフトの最新プラットフォーム「Windows 10 Mobile」に対応したスマートフォンが日本市場に続々と登場している。企業システムで培ったWindowsブランドを後ろ盾に、企業のモバイル活用に新風を吹き込む。国内の法人モバイル市場の一服感と相まって、期待は高まる一方だ。果たして、iOS、Androidに次ぐ「第3の選択肢」を脱することはできるのか。
エンタープライズで離陸するか Windows 10 Mobile
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日本で盛り上がるWindows 10 Mobile 法人で使える端末と機能を総ざらい
Windows Phoneとしては2011年以来の新端末が登場したWindows 10 Mobile。企業のモバイル活用においては新たな選択肢が生まれた格好である。では、肝心のスペックやキャリア/ベンダーのサポート状況はどうなっているのだろうか。ITジャーナリストの山口健太氏が解説する。
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本格的なモバイルファースト時代の幕開け 企業にとってのWindows 10 Mobileのインパクト
米マイクロソフトが送り出したWindows 10 Mobileは、数多くの先進機能が盛り込まれ、エンタープライズモバイル市場におけるWindows プラットフォームの存在感を大いに押し上げることが見込まれる。ただし、その価値を最大限に引き出すためには、クライアント端末の配備計画全般に関わる見直しが…
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Windows 10 Mobileは“持ち出せるWindows” 活性化の起爆剤となるか
「Windows 10 Mobile端末にはかなり力を入れようと思っている。現在フィーチャーフォンを使っている企業ユーザーがスマートフォンに乗り換えるきっかけになると期待している」─2011年8月末発売のWindows Phone 7.5 端末(IS12T)以来、ほぼ5年ぶりとなる新端末「HP E…