Windows 7に不満を感じていなかったユーザーなら、その延長としてWindows 10を使いこなそう。特にタッチ操作に非対応のパソコンなら、マウスとキーボードでの操作をできるだけ快適にしたい。

 デスクトップ画面にある「スタートメニュー」「タスクバー」「エクスプローラー」という主要な要素はおおむね同じなので、直感を頼りに使い始めることはできるだろう(図1)。ただ、細かい部分はいろいろ違うので、それらの差異を理解し、可能なら従来に近い設定に変更しておくことが重要だ。

●デスクトップの基本は同じだが使い勝手はいろいろ異なる
●デスクトップの基本は同じだが使い勝手はいろいろ異なる
図1 Windows 7とWindows 10の標準的なデスクトップ画面を並べた。タスクバーなどはおおむね共通だが、左下隅のWindowsロゴ(スタートボタン)をクリックして表示されるスタートメニューの印象はかなり異なる
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 一方、Windows 7にも欲しかったような、マウスとキーボードで操作しやすい便利機能もある。「仮想デスクトップ」「アクションセンター」などだ。これらは積極的に使いこなしをマスターしていこう。

 エクスプローラーでは、オンラインストレージの「OneDrive」が標準機能になった。Windows 7でも使っていたユーザーなら同じまま使える。初めてなら、エクスプローラーの機能の一部として、仕組みや機能を理解しておこう。

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