Excelで書類を作成する際、図形を用いる機会は多々あります。VBAを使えば、図形の操作も自動化できます。ここで紹介するのは、スケジュール表の矢印線を自動で引くVBAです。いわゆる「ガントチャート」と呼ばれる形式のスケジュール表であり、[作成]ボタンをクリックすると、工程ごとにB列の開始日とC列の終了日に応じて、矢印線が自動で引かれます(図1)。[削除]ボタンをクリックすると、矢印線がすべて削除されます。また、矢印線の太さはワークシート「設定」のB1セルの数値で、色はB2セルの塗りつぶし色で設定できるようにしています(図2)。

図1●[作成]ボタンのクリックで、開始日と終了日に応じて矢印線を引く。[削 除]ボタンのクリックで矢印線をすべて削除
図1●[作成]ボタンのクリックで、開始日と終了日に応じて矢印線を引く。[削 除]ボタンのクリックで矢印線をすべて削除
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図2●ワークシート「設定」にて、 矢印線の太さと色を指定
図2●ワークシート「設定」にて、 矢印線の太さと色を指定
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