オラクルやIBM、マイクロソフトが“オンプレクラウド”の投入を急いでいる。オンプレミス環境にありながら、使い勝手はパブリッククラウドと同じ。 「AWSには出来ない技」を切り札に、データを社外に出したくないユーザーニーズに応える。
AWS対抗の切り札 “オンプレクラウド”
目次
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MS Azure Stackでクラウドネイティブに
マイクロソフトは、次期サーバーOS「Windows Server 2016」のラインナップに「Microsoft Azure Stack」を加える。同社クラウド「Microsoft Azure」と同様のPaaS環境を提供し、クラウドネイティブを推進する。
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IBM Bluemix Localは「社内Watson」提供
IBMのPaaS「Bluemix」は3種類の提供形態を用意する。オンプレミス環境で利用する「Bluemix Local」に対し、パブリッククラウドからサービスを移植中。AI関連サービス「Watson」の提供も視野に入れている。
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Oracle Cloud Machineで社内PaaSを
日本オラクルは2016年4月21日、「Oracle Cloud Machine」を発表した。同社のPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)をサーバーに詰め込んだ製品であり、オンプレミス環境に設置して従量課金で利用できる。
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我が家にパブリッククラウドがやってきた!
オラクルやIBM、マイクロソフトが“オンプレクラウド”の投入を急いでいる。自社パブリッククラウドと同様のサービスをオンプレミス環境で提供し、「AWSには出来ない」ことをアピールする狙いだ。