サイバー攻撃襲来 さあどうする? フォロー Part4 平常時の対応 連絡先の周知がカギ 報告しやすい雰囲気づくりを 富田 一成=ラック 2016.06.09 出典:日経NETWORK 2016年3月号 pp.40-43(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) コピーしました Part 2では標的型攻撃、Part 3ではWeb改ざんの疑いがある場合の初期対応を解説した。いずれも当たり前といえば当たり前の対応だが、サイバー攻撃を受けた際に、慌てずに適切に対応するのは難しい。日ごろの備えが何よりも重要なのだ。そこでPart 4では、サイバー攻撃対応のために、担当者が平常時にしておくべきことをまとめた。重要なのは、何かあった場合の連絡先の周知と、報告しやすい環境作りだ(図4-1)。 図4-1●サイバー攻撃対応のために担当者がしておくべきこと サイバー攻撃を受けた際の対応方法を担当者が知っていても、従業員や経営陣の協力がなければ適切には対応できない。有事の際に慌てないために、日ごろの備えが重要になる。[画像のクリックで拡大表示] サイバー攻撃の被害に遭った場合に作業を依頼するセキュリティベンダーの選定や、ネットワークに関する情報収集も実施しておこう。従業員や経営陣で、サイバー攻撃の危険性を共有しておくのも重要だ。担当者だけではサイバー攻撃に対応できない。全社一丸となって取り組む必要がある。IPAやJPCERT/CCのような団体の相談窓口の連絡先も調べておこう。適切なアドバイスを受けられる可能性がある。 この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です 会員の方はこちら ログイン 未登録の方はこちら 会員登録 日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。 次ページ 担当者への連絡を徹底 1 2 3 4 5 6 編集部イチ押しの資料(ホワイトペーパー) 世界の通信キャリアがクラウド活用を加速!通信業界の最新ユースケースは エッジコンピューティング最新事例:カギを握る小型・堅牢サーバーの実力は 日本企業のIT部門が抱える様々な課題を生成AIで解決するソリューションが登場 AI環境を自前でつくる:ベンダー4社が解説するインフラ構築のポイントとは? ID/パスワード入力はもう要らない!これからのSSOの「新しいカタチ」とは 画像認識を顧客対応に生かす:エッジコンピューティングで実現する次代のCX このコラムのバックナンバー Part3 Web改ざん 2016.06.08 Part2 標的型攻撃 2016.06.07 Part1 基礎知識 2016.06.06