Office 2016の中でも、魅力的な機能がいくつも追加されているのがExcel 2016だ。データの分析や可視化に役立つ新機能が搭載されている。ここでは、操作手順も含めて解説しよう。既に入手している人は、実際に試してみてほしい。

 まず、「データ」タブに追加されたのが「予測シート」機能。「ワンクリック予測」とも呼ばれる。文字通り、既存のデータを基に、その値が将来どのように変化するのかを「予測」する機能だ。

 利用するには、「日付」と「売上」など、時系列で変化しているデータを用意する(図1)。一般に、データの量が多いほど予測の精度は高まる。ある程度データを蓄積してから利用するのがポイントだ。

●ワンクリック予測――過去のデータを基に将来を予測
●ワンクリック予測――過去のデータを基に将来を予測
図1 新機能「ワンクリック予測」を使うには、図のようなデータを作成する。日付などに沿った時系列のデータを入力しよう。表内のセルを選択して「予測シート」をクリックする
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