アイ・ティ・アールの国内脆弱性診断市場に関する調査によると、2015年度の売上金額は11億円とまだ小さいが、前年度比19.6%増と大きな伸びを示した。20年には24億円になると予測している。

 脆弱性診断は、疑似アタックなどの手法を用いて、情報システムやその構成要素の脆弱性を検出する製品・サービス。同社によると、侵入、改ざん、情報漏洩などのセキュリティ事件・事故、サイバー攻撃が増加傾向にあることを背景に、市場は拡大するという。

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