ランサムウエアの相談
実際に感染した例が急増

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、マルウエアの一種であるランサムウエアに関する調査結果を発表。2016年3月からIPAの安心相談窓口に「ランサムウエアに感染した」という相談が急増し、4月に入っても相談が相次いでいることを明らかにした。相談件数は1月に11件、2月に17件だったが、3月には96件に急増。このうち、実際に被害があったケースが全体の約88%と大部分を占めている。多くは「添付ファイルを開いたらファイルが暗号化された」という内容だという。

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