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 矢野経済研究所は国内ERP(統合基幹業務システム)パッケージソフトのライセンス市場を調べた。マイナンバー需要が落ち着いた2016年の市場規模は前年比4.4%増の1130億4000万円で、近年に比べてやや減速となった。

 ただ企業の需要は底堅く、ERPへの投資は継続すると同社は分析する。老朽化による刷新需要に加え、デジタル化に向けてERPを見直す企業が増えているという。同社は2017年の市場規模を前年比4.8%増の1185億円と予測している。