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 警察庁は2016年に発生した国内のサイバー攻撃を調べた。ネットワークカメラやデジタルビデオレコーダーなどIoT(インターネット・オブ・シングズ)機器への外部からのアクセス件数が、1日1IPアドレス当たり1692件と、前年比2倍以上に増加した。2016年8月以降はIoT機器を狙うマルウエア「Mirai」が感染を広げるため、対象機器を探すアクセスも増えた。

 サイバー犯罪の検挙件数は前年比228件増の8324件。標的型メール攻撃件数は同218件増加の4046件だった。