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 情報処理推進機構(IPA)の「企業における営業秘密管理に関する実態調査」によると、過去5年間に営業秘密の漏洩を経験した企業は全体の8.6%で、2012年度の前回調査の13.5%から4.9ポイント改善した。

 漏洩ルートは、「現職従業員などのミスによるもの」が前回調査比16.9ポイント増の43.8%、「中途退職者(正規社員)によるもの」が同25.2ポイント減の24.8%など。中小規模企業は大規模企業に比べて、全体的に漏洩対策の取り組みが遅れているという。