情報処理推進機構(IPA)によると、システムに侵入して文書や写真などのファイルを密かに暗号化し、復号化するための費用(身代金)を要求するマルウエアであるランサムウエアに関する相談件数が、昨年10月最終週以降増加傾向にある。10月が11件だったが、11月に19件、12月に16件の相談があった。IPAは、ファイルの復元が困難なことから、業務遂行に大きな影響を与える可能性があると指摘。重要なファイルについては定期的なバックアップが必須、と注意を促している。
ランサムウエアの相談、昨年末から増加傾向に
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