ロボット設置希望は病院・駅・役所の順
認知度トップはソフトバンクのPepper

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 MM総研は、人間に情報提供したり話し相手になったりするコミュニケーションロボットに関して、一般消費者への調査を実施し、結果を発表した。最も認知度が高かったロボットは、ソフトバンクロボティクスのPepper(認知度41.0%)で、ロボガレージのRobi(16.2%)、タカラトミーのRobi jr.(7.2%)の順となった。いずれのロボットも認知していない回答者は、49.7%だった。

 望ましいロボットの形状について質問したところ、人型(頭・胴体・2本の手・2本の足で構成されている)がトップで33.1%、続いて動物(犬や猫など)が22.5%、人型に近いが足は台(頭・胴体・2本の手・これを支える台で構成)が19.2%だった。ロボットを設置したらいいと思う場所について複数回答で質問した結果、病院・介護施設33.2%、駅・空港25.9%、役所(市役所・区役所など)24.3%の順となった。

 今後の購入意向については、「1年以内に購入したい」が1.6%、「1年以上先になるが、購入を検討したい」が13.1%、「購入したくない」が85.2%となり、現時点では購入意欲は高いとは言えない結果となった。支払って良いと思う金額については、10万円未満が全体の63.3%を占め、10万円以上50万円未満は10.5%、50万円以上が0.8%、金額に関わらず購入したくないが25.3%となった。