無線LANのアクセスポイント(AP)の制御(コントローラー)機能をクラウドでSaaSとして提供する製品(以下、「クラウド管理型無線LAN」と呼ぶ)が注目を浴びている。高価なコントローラーを購入・運用しなくて済む手軽さや、豊富な機能、APの不調や故障時の対応の容易さといった特徴が支持されている。

 国内でも既に6社がクラウド管理型無線LANを手掛けており、近々もう1社が加わる予定だ。本特集では、今後普及が期待されるクラウド管理型無線LANの機能や国内で入手可能な製品について、さらにこれらを活用したマネージドサービス提供の動きについて、解説していく。