「コンテンツマーケティング」「マーケティングオートメーションツール(以下MAツール)」「アカウントベースドマーケティング(以下ABM)」…マーケティング業界には次々と新しいトレンドが生まれています。マーケティングを生業とする皆様でも、「新しいトレンドを取り入れるのが大変」と感じられることもあるのではないでしょうか。実績に結びつく施策に絞って取り入れたい、そう考えるのは当然のこと。では実際に、どのくらいのマーケターの方がどんなトレンドに着目し、取り入れようとしているのでしょうか。弊社の独自調査を用いて、2017年、マーケターの方々が着目する施策を探ってみました。

2016年にコンテンツマーケティングは3割が注力

 昨今のマーケティング関連で見逃せないのは、なんと言っても「コンテンツマーケティング」でしょう。まず、率直にコンテンツマーケティングがどのくらい取り組まれているのかを調査したところ、約29%のマーケターの方が、2016年に力を入れた施策として「コンテンツマーケティング」を挙げた結果になりました。

 「Webサイト改修」が50%、「展示会などのリアルプロモーション」が45%を超える割合であることと比べると、少ないと感じる方も多いかもしれません。これは、コンテンツマーケティングが、伸びしろのある施策だからと捉えるべきなのでしょうか。それとも、既に下火になってしまったと考えるべきなのでしょうか。その答えを導き出すヒントを探して、もう少しだけ分析を続けます。

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