●こんなみっともないグラフ、見たことありませんか

 本日のお題は途切れたデータをうまくグラフに表示する方法なのだが、まず図1を見てもらおう。毎日午前と午後に湿度を測定したところ、水曜の午前と金曜の午後、測り忘れてしまった。そのために、線グラフの途中が欠けている。

測り忘れで間欠が生じた線グラフ。いい加減な値を書き込むわけにもいかない。さて、どうすべきか
図1 データの欠如で途中が欠けてしまった線グラフ
[画像のクリックで拡大表示]

 「ふーむ。こんなグラフを見ていると小学生の頃の夏休みを思い出すな」

 思い出す、思い出す。宿題で毎日の温度を記録するとか、やったもんな。もっとも、測り忘れた日があったとしても、あとでいい加減な数字を適当に書き込んだものだ。したがって、データの欠如などあり得ない。

 「やっぱりオマエもそうか。オレなんか夏休みも終わり頃は測定など一切せず、適当な数字でごまかしたもんさ。ちょろいもんよ、ハハハ」

 だから今のキミがあるんなだな。

 「ん、何か言ったか」

 いや何も。それはともかく、こんな間欠グラフではあまりにも格好が悪い。対策を取ることにしよう。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。