Wi-Fiルーターを使えば、各種のWi-Fi対応機器をネットワークに接続できる。家中どこにいても、電波の届く範囲であれば、ケーブルなしでインターネットが利用可能だ。

 Wi-Fiルーターの機能はインターネットへの接続だけではない。届いたパケットを振り分ける「ネットワークルーティング」機能、対応機器をネットワークに接続して内蔵ストレージや周辺機器を共有する機能、有害なパケットを遮断する「パケットフィルタリング(ファイアウオール)」機能を備える(図1)。

●ルーターの持つ機能を徹底活用しよう
●ルーターの持つ機能を徹底活用しよう
図1 Wi-Fiルーターには、つながっている機器を管理する機能、パケットを振り分ける機能、有害なパケットを遮断する機能を備える。単にインターネット接続するだけでなく、ネットワークを管理するためのさまざまな機能を利用できる
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 例えば、ネットワークハードディスク(NAS)をLANケーブルでWi-Fiルーターにつないでおけば、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでもNASを利用できる。ネットワーク内で写真や動画を共有することも簡単だ。

 フィルタリング機能は、インターネットから家庭内の機器を狙うコンピューターウイルスなどのマルウエアを遮断する。そのほか、子ども向けに利用制限を設定可能なWi-Fiルーターもある。例えば、あらかじめ登録したゲーム機は、設定した時間帯以外でインターネット接続できないようにできる。

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