[総論]不正ログインの多くはパスワードの漏洩が原因
出典:日経パソコン 2015年3月23日号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
誰もが使うパスワード。安直な文字列を使い回すのは危険だ。だが、長すぎると覚えられないし、複数用意するのはとても面倒。本特集では、“使える”パスワードの作り方、運用方法を解説する。
SNSやネットショッピング、ネットバンキング――。インターネットで人との会話を楽しんだり、ショッピングしたり、口座のお金を移動したりと、Webサイトでさまざまなことができる便利な世の中だ。これらのWebサービスを利用するには、サインイン(ログイン)するためのパスワードが必須となる。ネットサービスが増えていく中、こうしたパスワードを管理することは、より一層重要なものになってきている。
悪意のある第三者によってパスワードが盗み取られ、SNSなどが不正に利用されるケースは後を絶たない。昨年だけでも、さまざまなWebサービスで情報流出や金券の不正交換などの被害が発生している(図1)。
●不正ログインの多くはパスワードの漏洩が原因
図1 2014年に起こった不正ログインの被害実例。これらのほとんどが、自社のサーバーが狙われたのではなく、使い回したパスワードが漏洩したことが原因となっている
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