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 スマートフォンの普及により、検索エンジンやSNSがより身近に使えるようになる中、それらに付随するWeb広告を使う企業が増加しています。直近3年間で25%前後(総務省の調査より抜粋)と4社に1社が利用するまでになりました。

 アドテクノロジーが進化する一方でユーザーは広告に飽きています。さらに今後Adblock機能が標準装備されるなどしていることで、広告出稿側はさらに創意工夫を求められるようになります。

 そんな中であってもストーリー性のある良い記事広告は効果が高いと感じます。今回は、Web広告を扱う上で重要とされる「ランディングページ」の考え方と、そこにマンガをプラスすることで得られる効果について解説します。

ランディングページとは?

 ランディングページとは、名前の通りユーザーが着地するページを指します。メールやWebサイトのテキストやバナー、SNSページなどに貼られたWeb広告のリンク先として、ユーザーをここに誘導します。

 一昔前までのWeb広告では、広告からサイトのTOPページに誘導するケースが一般的でした。しかしTOPページに誘導されたユーザーはそこから目的のページを探さなくてはならないため、「見つけられない」「分かり難い」と判断した瞬間にそのページから離脱してしまうことが多発しました。

 一般的には、広告をクリックしてサイトに訪れてから10秒以内に離脱するユーザーが約90%と言われます。ユーザーが探している情報をどれだけわかりやすく提供できるかが、成約数向上に大きく関係するわけです。このため、分析と改善を繰り返して、Web広告専用の情報ページとなるランディングページが使われるようになりました。

Web広告とランディングページの関係性

 Web広告と一言でいってもリスティング広告やSNS広告、アフィリエイトなど種類は様々です。ユーザーがどの広告からどのような情報を欲してページに流入しているかを解析し、ランディングページの構成を決めることが必要になります。

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