仮想デスクトップ(VDI)を導入する企業が増えている。モバイルや在宅勤務、運用負荷軽減などVDIのメリットは数多い。ユーザー事例を通じVDIの最前線に迫る。

VDI最前線
目次
-
(3)北日本放送、性能改善にI/O高速化ソフト
北日本放送は、仮想デスクトップ(VDI)の利用人数が増えたことで、性能低下に悩まされた。ストレージの増強ではなく、キャッシュの増設を選択。専用ソフトをハイパーバイザーに導入し、パフォーマンスを引き上げた。
-
(2)八十二銀行、行内外で“画面”自動切り替え
営業支援を目的に、iPadから仮想デスクトップ(VDI)経由で社内システムにアクセスできるようにした。iPadが銀行の外のモバイル環境にあるか、銀行内にあるかを判別し、利用できる業務や機能をコントロールする仕組みを作った。
-
(1)TOTO、CAE基盤を共有し開発効率アップ
TOTOは、CAE(Computer Aided Engineering)基盤に仮想デスクトップ(VDI)を活用。シミュレーションに必要なITリソースを事業部間で共有することで、商品開発の効率化などにつなげている。処理の内容や負荷に応じて、CPUとGPU(Graphics Processing U…