日本ではここ数年、特に昨年くらいからオウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングやマーケティングオートメーション(=以下MA)の導入に注力する企業が増えてきました。欧米では既に活用が進んでいるようで、MAツールのベンダーからは、欧米での成功事例がたくさん紹介されています。しかし、活用しているマーケターの悩み、問題点はあまり耳にしません。
そこで、筆者が最近の取材やコンサルティングを通して聞き出した、欧米のマーケターの悩みについて、まとめみたいと思います。
日本ではここ数年、特に昨年くらいからオウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングやマーケティングオートメーション(=以下MA)の導入に注力する企業が増えてきました。欧米では既に活用が進んでいるようで、MAツールのベンダーからは、欧米での成功事例がたくさん紹介されています。しかし、活用しているマーケターの悩み、問題点はあまり耳にしません。
そこで、筆者が最近の取材やコンサルティングを通して聞き出した、欧米のマーケターの悩みについて、まとめみたいと思います。
デジタルマーケティングを展開する上で非常に重要になるのは、的確なターゲットを明確にすること、そしてターゲットに情報を届けるうえで最適な接点を選ぶことです。デジタルマーケティングそのものは、読んで字のごとく「デジタル」で展開するものですが、デジタルは手法にすぎません。一つの手法だけで完結すると考えな…
ホットなリードかどうかを見極めるうえで「BANT情報」、つまり予算規模(Budget)、購入決定権限(Authority)、購入意向の強さ(Needs)、購入時期(Timeframe)は、非常に大切な情報です。自社サイトへの来訪者を、営業対象となりうるリードとして獲得(ジェネレーション)するために…
欧州に学ぶ、日本ならではのコンテンツ活用
前回は、米国から2年遅れで利用が進んでいると言われる、ドイツや英国を中心とした欧州のBtoBデジタルマーケティングの状況についてまとめました。米国で「アカウントベースドマーケティング(Account Based Marketing)」と呼ばれる、売り上げ拡大などを狙って既存顧客が対象の「アンダーフ…
米国と異なる発展を見せる欧州のMA
Webサイトを中心にしたデジタルのマーケティングでは、新規案件創出に目が行きがちです。米国からマーケティングオートメーション(MA)ツールが入ってきたこともあって、米国流の考え方に傾きがちになるせいだと思います。しかし、米国から2年遅れで利用が進んでいると言われる欧州、特にドイツや英国などの状況を…
前回はマーケティング部門(=以下マーケ部門)から出したアタックリストが営業部門に受け入れられにくいことと、その溝を埋める策についてまとめました。今回はもう一つのテーマであるマーケティングオートメーション(=以下MA)ツールの活用方法についてです。
欧米と日本のBtoBマーケ事情(その1)
日本ではここ数年、特に昨年くらいからオウンドメディアを利用したコンテンツマーケティングやマーケティングオートメーション(=以下MA)の導入に注力する企業が増えてきました。欧米では既に活用が進んでいるようで、MAツールのベンダーからは、欧米での成功事例がたくさん紹介されています。しかし、活用している…