パソコンなどの活用で効率的に仕事をしているはずなのに、なかなか時間の余裕が得られない――。そう感じている人は、まず自分の作業を週単位で見直してみよう。その中には「毎日必ず実行する作業」「繰り返しの多い単純作業」「手順が複雑で実行に数分かかる作業」があるはず。これらを自動化できれば“時短”、つまり作業時間の短縮が可能だ。
パソコン自動化の極意
目次
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【Excel編】マクロ記録でいつもの作業を自動化
イミディエイトウィンドウは手軽に使えるが、そのつどコードを入力するのはやや面倒。実は、Excelマクロの本来の使い方は、イミディエイトウィンドウで入力したようなコードの組み合わせをあらかじめ登録しておき、必要なときに呼び出して実行するというもの。複雑な作業でも、一度記録させれば後で何度でも呼び出し…
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【Excel編】すぐに使える1行マクロ
WordやExcelなどには、「VBA(Visual Basic for Applications)」というプログラミング言語を用いた「マクロ」機能が用意されている。マクロとは、記述されたコードに従ってアプリケーションを自動操作する機能のこと。ここでは、Excelを例にマクロ機能を紹介する。
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【アプリ・Webサービス編】ページめくり、自動返信など、隠れた機能を大活用
続いて、さまざまなアプリでできる自動化設定について、個別に見ていこう。 アプリの中でも、Webブラウザーにはさまざまな自動化の手段がある。特に、米グーグルの「Chrome」や米モジラ財団の「Firefox」は、無料の「拡張機能」(アドオン)による自動化が可能だ。
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【スマホ編】Webサービス連携で定番のアプリを使って自動化
iPhone用の自動化アプリは少ないが、iPhoneでもAndroidでも利用できる自動化アプリとして、「IFTTT(イフト)」がある(図1)。Triggerのようなスマホ自動化アプリとは性格が異なり、Webサービスを自動的に連携させるのが主な用途だ。例えば「Twitterに投稿したら、その内容を…
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【スマホ編】Android向けの自動化アプリは簡単設定
自動化の活用がスマホに新しい価値をもたらしてくれることは、いくつか実践してみれば納得できるだろう。Androidスマホ向けには、いろいろな自動化アプリが提供されている。多機能な自動化アプリ「Trigger」は、その代表格の一つだ(図1)。
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【スマホ編】「トリガー」と「アクション」の組み合わせで自動化
自動化によって機能をいっそう活用できるようになるのは、パソコンだけではない。肌身離さず持っているスマートフォン(スマホ)も、いろいろな機能を自動化できる。
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【Windows編】フリーソフトでバックアップや更新などの操作を自動化
Windows用には、さまざまな作業を自動化できるフリーソフトもある。定番の3つを紹介しよう。 日常的に使える自動処理の代表格が、フォルダーのバックアップだ。Windows 8.1にも「ファイル履歴」というバックアップ機能があるが、設定に手間がかかる。「タスクスケジューラ」の例で紹介した「Robo…
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【Windows編】「コマンド」を組み合わせて面倒な操作をこなす
Windowsには、キーボードで文字の命令(コマンド)を入力することで、ファイルのコピーや名前変更などの操作ができる「コマンドプロンプト」という機能が用意されている。これは、Windows普及前の「MS-DOS」の時代に、キーボードだけでOSを操作していた名残りだ。これをうまく活用すると、マウス操…
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【Windows編】標準機能でできる自動化テクニック
まず、Windowsの標準機能でできる自動化テクニックを紹介しよう。 最初に、Windowsにサインインすると同時にアプリを実行することで、起動の手間を省く。Windowsは、サインイン時に「スタートアップ(Startup)」フォルダーに保存されているアプリやショートカットを自動的に実行する。ここ…
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どうしてこんなに忙しい?定型作業は自動化で“時短”せよ
パソコンなどの活用で効率的に仕事をしているはずなのに、なかなか時間の余裕が得られない――。そう感じている人は、まず自分の作業を週単位で見直してみよう。その中には「毎日必ず実行する作業」「繰り返しの多い単純作業」「手順が複雑で実行に数分かかる作業」があるはず。これらを自動化できれば“時短”、つまり作…