Windowsには、キーボードで文字の命令(コマンド)を入力することで、ファイルのコピーや名前変更などの操作ができる「コマンドプロンプト」という機能が用意されている。これは、Windows普及前の「MS-DOS」の時代に、キーボードだけでOSを操作していた名残りだ。これをうまく活用すると、マウス操作よりも効率的に作業できる場合がある。ぜひチャレンジしてみよう。

 Windows 8.1ならデスクトップ左下隅のアイコンを右クリックして「コマンドプロンプト」を開く(図1)。Windows 7ならスタートメニューの「アクセサリ」フォルダーから開く。現在のフォルダー位置(パス)を示す「プロンプト」が表示されるので、その右側に続けてコマンドを入力(図2)。[Enter]キーを押すと、そのコマンドが実行される。

●「コマンドプロンプト」を起動する
図1 左下隅のWindowsアイコンを右クリックし、メニューで「コマンドプロンプト」を選ぶ
[画像のクリックで拡大表示]

図2 コマンドプロンプトの画面が開く。操作対象フォルダーの「パス」に続いて「>」(プロンプト)が表示されている。この右にコマンドを入力し、[Enter]キーで実行する
[画像のクリックで拡大表示]

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。