今年はボーナスでノートパソコンを買い換えようかと考えています。それで、このところずっと、何を買うべきか考えています。筆者にとって仕事で使うモバイルPCは、大事な商売道具、かといって、予算を潤沢に使えるわけでもありません。経済状況の思わしくない昨今、「ご利用は計画的に」です。

 ただ、ウダウダとベットの上で悩んでいてもしかたがないので、モバイル用パソコンについて、いろいろと調べています。以前、このような記事 を書いたのは2013年。結果的に購入したのは2in1となるVAIO Duo 13でした。まず、気がついたのは、2013年当時と比べて、モバイルパソコン全体が変わってきたという点です。現在では、8インチのタブレットから、15インチ以上のラップトップワークステーションまでが連続するような感じで製品化されているのです。

 かつて、モバイルパソコンといえば、ラップトップ(クラムシェル)だけで画面サイズでカテゴリ分けが可能でした。そこに2in1が加わり、タブレットとしても使えるようになったのが2013年頃なのです。

 2014年あたりから純粋なタブレットが増え、8インチの安価な製品が登場し、モバイルPCの範囲が下に広がりました。Atomプロセッサーのアーキテクチャが「Bay Trail」になり、性能と消費電力を両立できるようになったからです。また、同じ2014年には、モバイル用のCoreプロセッサーとAtomの間にCore Mのシリーズが登場し、モバイル系プロセッサーの価格と性能が比較的きれいに並ぶようになりました。2013年頃には、Atom系プロセッサーとCoreプロセッサーの間が空きすぎていた感がありました。さらに今年になり、Xeonを搭載するようなモバイルワークステーションとでもいうクラスが登場しています(もっとも筆者の予算では買えませんが……)。

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