バッテリー長寿の秘訣【モバイルバッテリー編】
目次
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意外と知らない、乾電池・充電池の最新事情
乾電池も進化している。例えば、パナソニックの「エネループ」を代表とするニッケル水素電池。容量の多い「プロ」、耐久性能が高い「ライト」などが追加された。デジタル一眼用の外付けストロボなら大容量のプロ、リモコンなどは低容量&低価格のライトなど、使用機器によって使い分けられる(図A)。
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海外旅行にモバイルバッテリーを持っていける?
航空機に搭乗する際、モバイルバッテリーはどこにしまっておけばよいか? モバイルバッテリーのようなリチウムイオン電池は危険物と見なされる。このため持ち込みには、明確な規定が定められている。
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充電以外にも使える多目的バッテリーってどんなもの?
出張や旅行など、少しでも荷物を減らしたいとき、ズシリと重いモバイルバッテリーを複数持つのは大変。そこで検討したいのが、モバイルバッテリーにも使えるグッズだ。例えばアイ・オー・データ機器の「WFS-SR01」。2600mAhのバッテリーを搭載した小型の無線LANルーターだ。旅行時は、ホテルの客室のあ…
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モバイルバッテリーはパソコンにも充電できる?
モバイルバッテリーでパソコンを充電したいなら、12~19V出力の専用端子がある製品を選ぼう(図1)。電源端子に挿し込む変換コネクターと、出力が合えば充電できるはずだ。製品の対応はメーカーのWebページなどで確認できる。一部だが、パソコンのACアダプター先のプラグを挿して充電できる製品もある。
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モバイルバッテリーはどこで買える?
モバイルバッテリーは、メーカーによって販売先が変わる。家電量販店とネット、どちらでも買える大手メーカーと、オンラインショップを中心に販売する新興メーカーに分かれるためだ。前者はパナソニックやソニー、日立マクセル、バッファロー、エレコムなど。後者はアンカー・ジャパン(ANKER)やティ・アール・エイ…
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モバイルバッテリーの充電時間はどのくらい?
モバイルバッテリーは、ACアダプター、またはパソコンのUSB端子から充電する。それぞれ充電時間に差がある。ACアダプターは出力が高いため、USB端子に比べて充電時間が短くなる。容量10400mAhのエレコム製品では、充電時間は3倍以上も違う(図1)。もし製品にACアダプターが付属していなかった場合…
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モバイルバッテリーの寿命はどのくらい?
モバイルバッテリーは、充電を繰り返すことで蓄えられる容量が徐々に減っていく。充電回数は、一般的な製品で500回程度だ。最近は、ソニーやパナソニックの製品などで1000回から最大2500回まで繰り返して使える製品も登場した(図1)。充電回数の上限を超えても、完全に使えなくなるわけではないが、長く安心…
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モバイルバッテリーはタブレットの充電にも使える?
スマートフォンとタブレットでは、充電に必要な出力(アンペア)が違う。スマートフォンは1A程度、タブレットでも使うなら2.1A以上出力できる製品を選びたい(図1)。特に注意したいのは、1端子ごとの最大出力だ。複数の端子がある製品では、出力値に2端子の合計の値を記している製品もある。最大2.1A以上で…
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モバイルバッテリーの容量は100%フルに使える?
モバイルバッテリー選びで、まず見極めたいのが「容量」だ。各製品とも「mAh」で明記している。問題は、スペック上の容量と実際に利用できる容量に差があること。出力時に電圧を変換したり、過充電防止など動作を制御するチップを動かすため電力をロスする。実容量は、スペック上の6~7割と考えたい(図1)。