航空機に搭乗する際、モバイルバッテリーはどこにしまっておけばよいか? モバイルバッテリーのようなリチウムイオン電池は危険物と見なされる。このため持ち込みには、明確な規定が定められている。
モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池を搭載した電子機器の区分の中で「予備電池」に区分され、持ち込めるか否かは、ワット時定格量(Wh)で決まる。制限がないのは100Wh以下のものだけ。100Whを超え、160Wh以下のものは最大2個、160Whを超える大容量バッテリーは持ち込み不可となる。注意したいのは手荷物としての持ち込みのみで、預ける荷物の中には入れておけないという点だ(図1)。
一般的にモバイルバッテリーの容量は、mAhで表示されている。不安に思ったら図2の要領でWhに換負し、持ち込めるか調べてみよう。パソコンを充電できる一部の大容量製品を除き、たいていのものは問題なく持ち込めるはずだ。